肩こりにドリンク剤
肩こりがひどいのでドリンク剤を飲んでみることにした。
数種類の中からパスビタンDXというものを選んだ。
なぜならこれが一番安かったからだ。
しかしここで俺は大きな過ちを犯していた。
そう、ドリンク剤というのは安けりゃいいってもんじゃないのだ。
問題は…味だ。
ソルマックのときに俺は学習したはずだった。
しかし悲しいかな人間とは忘れる生き物である。
忘れた頃に悲劇は訪れるのである。
パスビタンを手にした俺は意気揚々と自宅に帰り、これで肩こりともさよならバイバイだぜ!と思いつつふたを開けた。
瞬間!
激臭が俺を襲った!!!!!
もはやくせーとかそういうレベルではなかった。
それは間違いなく人を殺せるにおいだった。
本能が俺に告げる…これは毒物のにおいだと!
良薬口ににがしというが、にがしとかそういう問題ではない。
タバコの葉っぱを煮詰めた毒草のにおいと味である。
これは誰かが毒をつめたのではあるまいか?
肩こりを治そうとして全身がカチカチになってしまいましたwwwwwwwwwwwww
とかいうオチになるのではないか?
そんな心配をよそに肩こりは治らず俺は今日も生きているのでした。
ドリンク剤は味も確かめような。
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